第1回オープントーナメント 武心会実戦空手道選手権大会
平成17年10月9日仙北市角館町にある角館中学校の体育館にて、第1回オープントーナメント武心会実戦空手道選手権大会が開催された。

主催の武心会角館本部道場師範の湯澤浩一氏の呼びかけのもと、秋田県内東北はもちろん、遠くは長野県からの参加もあり、17団体総勢230余名の参加選手により館内は、熱気につつまれた。

開会式には、大会会長の御法川 信英氏(衆議院議員)も駆けつけ、「日頃の成果を存分に発揮し、悔いのない試合をし、空手を通じ親交の輪を広めて下さい。」と参加選手を激励。
また大会実行委員長の湯澤氏より「自分自身に克つこと。最後まであきらめないで試合をして下さい。」と選手たちを激励した。
試合は20クラスに別れて行われた、幼児の部一回戦から始まった。
幼児の部とはいえ、突き合いともなれば壮絶なものだった。

時間内で勝負が決まらず、延長戦、大会規定の体重判定に入り勝つ選手もいた。館内では道場の仲間の声援はもちろんだったが親たちのコート両側からの、我が子に送る声援(イケ〜イケ、突け〜)も好試合を演じていた。

激しい試合を一試合一試合を終えるごとに、館長師範に試合結果を報告しアドバイスを受ける選手の姿が見られ、アドバイスを受ける選手の表情は、精一杯の試合をした、師が自分の試合を見ていてくれたと言う安堵感からか、爽やかな表情だった。

力、技、を存分に発揮し、第1回オープントーナメント武心会実戦空手道選手権大会は礼に始まり、礼に終わった。