5月2日角館武家屋敷

午前五時、早朝からカメラを覗きこむ人が多くみられた。
埼玉県から来たという佐間さんは、「4月22日から観光協会や角館の友人に電話で桜咲いた?と何回も問い合わせ、角館の武家屋敷の今年の桜を撮影に来た。

熟した木が咲かす桜ほど味のあるものは無く、黒壁の武家屋敷にピンクや白の桜、この景色は、何枚写真に収めても納得できないでいる」と話してくれた。

今年の桜は、町の人たちにとっては、いつになく待ちどうしかったものと思う。豪雪に耐え、ようやくの春、みちのくの小京都角館の桜祭りも本番をむかえた。